はじめまして、黒木やすひろと申します。

IT人材がいない会社の社長さんのDXをお手伝いしています。
※DX:デジタルトランスフォーメーション

業績アップの為にDXが必要と思いながらも、
ITの分かる社員がいない、
何から手を付けて良いか分からない
と困っている社長さん。

IT業者にお願いしようにも
相手の話が理解できない、
本当に成果が出るのか不安だ
とおっしゃる社長さんに

最終的には私がいなくても、
業績アップに繋がるデジタルができるように
できるだけ専門用語を使わずに

  • 今の仕事の何をどのように変えるのか?
  • その際にITをどう活用できるか?
  • 変えることによるマイナスの影響はなにか?
  • セキュリティなど気を付ける点は何か?

といったことを、
クライアントさんの理解を確認しながら
サポートすることを心がけています。

産まれは黒木さんが大勢いる九州は宮崎。

親の仕事の関係で、
宮崎→大分→佐賀→長崎→鹿児島→福岡
と九州内を転々とした後、
東京の大学に進学し、そのまま就職。

現在は、横浜市に妻と娘の3人で暮らしています。

大学卒業後、航空会社関連のITベンダーに就職し
22年間システムエンジニアとして勤務。

44歳の時に不動産デベロッパーに転職し、
情報システム部の管理職、部長として
8年間働いてきました。

私のコンサルティングは、
これらの職場で経験した成功体験、失敗体験
が基になっています。

そこでまずは 黒木やすひろ を知って頂くために
自己紹介を兼ねて今まで経験した仕事のなかから
エピソードをご紹介したいと思います。

一番嬉しかったお客様の言葉

今までの仕事を通して一番嬉しかったのは
新入社員で初めて任されたプログラム修正でのこと。

月次の集計レポートを作成するプログラムに
新しく集計項目をいくつか追加するというものでした。

新人に任されるだけあって、修正そのものは
難しいものではありませんでしたが、
自分が修正したプログラムが、お客様の業務で
使われるという事にとても緊張しました。

修正したプログラムが初めて実行された日、
処理がエラーしていないことを確認して安心していると、
そのレポートを使っているユーザーさんから電話が、、、

結果に何か問題があったのかと、不安に思いながら電話に出ると、
その道何十年の大ベテランのユーザーさんが

「ちゃんと計算できてるよ。
 これで仕事がずいぶん楽になる。
 ありがとう。」

と言葉をかけてくれました。

本当に大したことのない修正だっだと思います。
それでも初めての仕事に対して
「ありがとう」
「仕事が楽になって助かる」
という言葉を頂いたことが、
当時はとても嬉しく、誇らしく、
今となってはとてもありがたく思っています。

50歳を過ぎて涙腺が弱くなった今、
そのことを思い出すと、ついグッときてしまいます。

一番成長した仕事

30歳を過ぎたばかりの頃にアサインされた
業務改革プロジェクト
これが自分が一番成長できたと思う仕事です。

連結決算の早期化とグループ会計業務の標準化
を目的としたこのプロジェクトには
ユーザーである本社財務部門と導入ベンダーの
双方がプロジェクトマネージャーとして
それぞれ30代前半のエースを投入していました。

私はユーザー側開発チームのリーダーとして
プロジェクトに参加。

そこで、2年先輩のエースお二人と仕事をする中で
業務改革プロジェクトで大切な

  • プロジェクトの真の目的は何かを考える
  • 個々の現場の都合よりも全体最適
  • 自社の業務が特別だとは思わない
  • ユーザーとベンダーは対等のパートナー

などといったことを学びました。

何より、それまでのオーダーメイドのシステムから、
会計、ERPパッケージという全く異なる領域の
システムを扱う仕事に切り替わり、

ユーザーの言った通りに作るシステム開発から
パッケージを活用して
業務のやり方を変える業務改革
への変化は
システムエンジニアという仕事のあり方について
深く考えるきっかけとなりました。

開発そのものは厳しいスケジュールで
年下のメンバーと終電ギリギリまでテストを行い
駅まで皆で全力ダッシュしたり
最初から終電はあきらめて
自転車で40分かけて通勤したりと

今では許されないような働き方を
色々な会社から集まった仲間と乗り切り、
心身共に鍛えられた仕事でもありました。

このプロジェクトの後、
何件か続けて業務改革を伴うERP導入
のプロジェクトに携わるなかで

お客様の業務をより良いものにしたい

システム以外の部分に対しても
お客様に良い提案ができるようになりたい

と考えるようになり、
経営コンサルタント、中小企業診断士
の勉強に取り組むようになったのですが

その話はまた次回にお伝えしたいと思います。